【活動報告】 第6回 性

去る10/4(木)、第6回ウィメンズヘルスリテラシー協会の講座が行われました。

今回のテーマは「性」。

宋美玄先生より、性反応やそれにまつわる疾患・治療からLGBT・DSDsの定義、性暴力に関する現状やセーフティーネットの仕組みにいたるまで、広範囲にわたりお話しいただきました。

産婦人科医としての経験や女性から寄せられた具体的な性の悩みをまじえつつ、時おり爆笑しながらの(でもまじめな!)講座でした!


講座の受講者は女性が多かったですが、男性にこそ聞いて、知っていただきたい内容の講座です。(と、女性陣の多くは思っているはず…)

巷に聞く都市伝説を気持ちいいくらいにバッサリと切り捨てる宋先生。こんなお話をストレートにできるのも、女性医師ならではですね。


男性は性に興味が芽生える時期になると、友達との間で会話がうまれ、マスターベーションをしてトレーニングを積むのに対し、女性はそういった過程を踏まないで大人になることが多いです。

そうしていきなり実践に突入したり、結婚していざ妊娠を意識した時に、困って受診される女性や、これって普通?と悩みを抱えてしまう女性も多いとか。

これは、女性に限らず、男性にも言えることです。


「セックスは本能でできるようにならない。どうすれば自分が気持ちよくなるのか、きちんとした知識と練習が必要です。」という先生の言葉が印象的でした。


そして、大切なことは、パートナーとこうすると気持ちいい、こうしてくれたら幸せ、これは痛いから嫌、と言い合うこと。そういうコミュニケーションを通じて、お互いの体のこと、セックスのこと、これからのことを伝え合い、思いやっていきたいですね(o^^o)


また、自分のセクシャリティや性暴力のことを相談できるのも、相手が偏見なく受けいれてくれるという安心感があればこそ。そんな社会をつくっていくためにも、メディアの正しい情報発信は大きな役割を担っています。


こうした「まじめな下ネタ」を語れる場が増えていくことで、多くの方々を悩みから解放できるようになればいいなと思います。


次回の講座は11/21(水) 19時~、テーマは、「自分を傷つけること」。心のヘルスケアにフォーカスしていきます。お楽しみに(o^^o)

チケットはこちらです☆↓↓

一般社団法人 ウィメンズヘルスリテラシー協会

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